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沖縄産樹上完熟マンゴーの深掘り情報はコチラ。

グラン スイート サーカスがこの夏の主演に抜擢した沖縄県産アップルマンゴーについて深掘りいたします。

いままでご存知なかった情報もあるかもしれませんよ。

■マンゴーについて

マンゴーの原産地はインド周辺と言われており、紀元前約2000年前から”聖なる果物”として珍重されてきました。

なぜ“聖なる果物”なのかと言うと、仏教でお釈迦様が悟りを開いたのは菩提樹の木の下と言われていますが、その菩提樹がマンゴーの木だと言われています。

また、ヒンズー教ではマンゴーは万物を支配する神・プラジャパティの化身とされているため、宗教的な儀式ではマンゴーの葉が使われるそうです。

そんなことからか、マンゴーの木を家の南に植えると金運に恵まれるとの言い伝えもあるほど。

…マンゴーの木を植えたくなりますよね 笑。

マンゴーの品種は1000品種を超えると言われていますが、ここで唐突にクエスチョン。

日本のマンゴー生産量第1位の都道府県はどこでしょう?

正解は第1位が沖縄県、第2位が宮崎県、第3位が鹿児島県なんです。

マンゴーと言うと宮崎県を連想される方が多いかと思いますが、実は沖縄県が生産量第1位なんですよ。

■沖縄産マンゴーについて

国内にマンゴーが持ち込まれたのは明治初期の鹿児島県と言われています。沖縄県では明治30 年に農業試験場で栽培されたのがマンゴー栽培の始まり。

いくつかの品種が導入されましたが、現在ではアーウィンマンゴーとキーツマンゴーがよく栽培されています。

ちなみに果皮が赤く果肉がオレンジ色のマンゴーを俗称として“アップルマンゴー”と呼びますが、今回グラン スイート サーカスがスイーツに使用しているアーウィン種のマンゴーはアップルマンゴーということになります。

マンゴーの栽培には日差しや湿度・温度管理がとても重要。花芽をつけるには15℃以下の低温に当てる必要があったり、開花期は20〜30℃を維持することが必要なんです。

さらにマンゴーの木は上にどんどん伸びていくので、紐で下に引っ張り誘引します。

また、開花すると急激に成長する花の重みで枝が折れることを防ぐため、花房を上から紐で吊り下げ枝を支えます。

そしてより大きくて美味しい果実にするため摘果を行い、果実を紐で吊り下げ袋をかけます。

上のマンゴー畑の画像に無数の紐が写っていますが、それがこれなんです。手作業なんですよ。すごい労力ですよね。

アーウィン種のマンゴーは樹上で完熟すると自然に落下します。この袋で落下するマンゴーを傷が付かないようにキャッチするわけです。

自然落下するほどしっかり樹上で完熟したマンゴー。食べてみたいですよね!

ちなみにグラン スイート サーカスにマンゴーを提供していただいているマンゴー農園・サンヒルズ沖縄さんが位置するのはユネスコ自然遺産にも登録された沖縄北部の“やんばる(山原)”と呼ばれる手付かずの自然が多く残る地域。

この地域には赤みがかった土壌が広がっているのですが、この赤みがかった土のことを沖縄では“マージ”と呼んでいます。

沖縄島の北部や久米島、石垣島などに分布している“国頭(くにがみ)マージ”は酸性の土壌で、パイナップルやミカンそしてマンゴーなどの栽培に適しているんです。

豊かな大地と燦々と注ぐ太陽の光、澄んだ水に恵まれ育ったサンヒルズ沖縄さんの樹上完熟アップルマンゴーは、現在まさに収穫期真っ只中ですよ!